2012年3月17日土曜日

【Kingdom of Cambodia】シェリムアップ:3日目 Vol.2


【リンガ、(梵)linga】
男根。また、それをかたどった像。陽石。ヒンズー教で、シバ神の象徴として尊崇される。


先程の「バンテアイ・スレイ」から幹線道路を車でどんどん奥地に入っていく。
もう辺りはジャングルジャングルで、イメージはTHE・カンボジアという感じ。
正直、ここで襲われたら何も抵抗できないかも…


そんな心配をよそに、次なる目的地、「クバール・スピアン」を目指します。
ここの遺跡はちょっと変わっていて、アンコール・ワット遺跡やバイヨンみたいに、中央祠堂がドォーーーンとあるような感じではない。
山中に流れる川の岩肌に描かれた水中遺跡なのだ。とても興味深い。
さぁ、行くぜ!


≪プチ解説≫

聖なる山であるクレーン山を源にしたクバールスピアンの流れがシェムリアップ川に流れ込み、
トンレサップ湖に注ぎ込むという。ヒンズー教のヴィシュヌ神や神妃ラクシュミー、シヴァ神と神妃ウマの像と共に川底に無数のリンガ(男根)の彫像が見られる。


大型トラックが砂埃をあげて走っています。この辺は舗装されているだけ大分マシ。
クバール・スピアンの駐車場に到着。 
はい、ここから40分ぐらいかけて、標高1,500mの山を登っていきます。
最初は軽いハイキング気分だったけど、実は結構きついトレッキング状態。
ドライバーとしばしの別れで、この場所から2人っきりでズンズン山の中に入っていきます。


ここは、数年前までは地雷が山道の近くに埋まっているので、現地のガイドを絶対に付けなくちゃいけなかったんだって。観光客目当てで山賊も出たらしい。
今は諸々と気を付ければ女性一人でも登っていける。
けど、ワタクシ達以外の観光客はほぼ100%と言って良いほどガイドと一緒に登っていますよ。
お、おい、 大丈夫かな、、、(涙)


最初はこんな感じの山道。ここから一気に登りが激しくなる。
木が密集していて、昼前だというのに道はちょっと暗い。
とても立派な木。存在感たっぷり。
岩道。こんな岩もガシガシ超えて行きます。
この辺の木の特徴は、枝がくるくるしてる。
中にはグルングルンに巻き巻きしてて、自分でももうどうしたらいいか分かんないような木もいます。
道端にちょこんと置いてあったゴミ箱。この絵が可愛かったのでパシャリ。
おい、道の真ん中に木が生えていたら邪魔だろ。
直径5m以上はありそうな大きい岩と木の幹が絡みついて、もうこれどうなってるの?
こっちも凄い。細い木の枝でこんだけ大きな岩を支えているのね。
ぐぉぉぉぉ~ って岩を押したら転げそうで恐い。
何となく気に入った構図。
くるくるの木 1
くるくるの木 2
くるくるの木 3
と、突然、水着姿の団体さんが上から降りてきた。何故、水着?何故、裸足?
このジャングルの中で何が起こったのか…
(これは後ほど分かることになる)

山を登り始めて40分後、ようやく念願の遺跡スポットに到着。
ここも基本的に気温が高いもんだから、ちょっと息切れ。バテバデだ…
即効で、肩で息をしているのがバレないように息を整えた。
むきききき。

細かい解説は避けるが、渓流沿いの岩肌にはバブーオン様式のヒンドゥー教の神々やリンガの彫刻が残っていて、
まさにクメール人の「聖域」である。
ヴィシュヌ神やシヴァ神等が彫られている。間近に見るとめちゃめちゃ感動する。
4つの顔を持つブラフマー神。
上流にも人がたくさん居る。
裸足で川に入ったりして気持ちよさそうだ。一眼レフを持っているのでさすがに中には入れなかった。
更に上流に行ける感じで、細い山道がある。獣道か?
とにかく気になるので、少しだけ登ってみる事にした。上に素晴らしい遺跡があることを期待して。
歩けども歩けども、全く何も出てこない。延々と道が上に続いているだけ。
周りに人も居ないので、ちょっと恐くなってきて、引き返すことにした。なんやねん~
今、この場所をグーグルマップで見ると、とんでもない所にいるんやろうなー ってずっと思ってた。



仕方なくさっきの橋まで引き返す。この犬は下から観光客にずっと付いてきていた。






ヨニとリンガ
このリンガの配列はアンコールワットの祠堂の配列と一緒なんだって。
周囲を無数の小リンガが囲みます。
シヴァ神と妻のウマが聖牛ナンディンに乗り、従者とともに結婚式に向う場面。 ちと遠い。
カンボジアの人気ガイド、ローズを発見。この人のブログを日本にいる時からずっと見てたからビックリした。
当然、この日も日本人の団体さんをガイドしてました。
カンボジアガイド ローズのブログ→ローズはおそらく、ちょっと、いや、かなりのナルシストだと思われる(笑)
インドでは絶大な人気を誇っていたガネーシャだったけど、カンボジアではサブキャラ。
お、なにやら下から楽しそうな声が聞こえるぞ。
北欧っぽい所から来てそうなご家族が滝で水遊びをしています。
あ、そうか。さっきの水着で山を降りてきた団体はここでビチャビチャになったんだ。
しかし、この家族、めっちゃめちゃ楽しそうだな。オカンなんか大爆笑してるし。
子ども達もノリノリ。ワッキャワッキャ言うてます。
女の子もアグレッシブだな。
自然のすべり台。
「クバール・スピアン」をたっぷりと堪能した後は、またまた40分かけて下山。
暑いぜ!
ワンちゃんは至る所にいます。


この時点でちょうどお昼ぐらい。
専属ドライバーが、この近くに美味しいレストランがあるので連れていってやろう、と言うので素直に従う。もう、どこでも連れて行ってくれ!お腹が空きまくりだ。


外はどうしようもなく暑いので、そのレストランで絶対にアンコール・ビール(これがまた旨いんだ)をグピグピ飲む事を決意。
夏のクソ暑い時に、影になったテラス席で気持ちの良い風に吹かれながら冷たいビールで美味しい料理を流し込む。これぞ人生の中で味わう至福の時。


早く注文したいぜ、この野郎!
と一人心の中で思いながら「クバール・スピアン」を後にする。



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