2011年7月23日土曜日

【Republic of India】Delhi:7日目(前半)


【デリー、दिल्ली】

2011年じーだぶりゅ、インド8日間の旅。7日目(前半)。

今日一日は今までの人生の中でも、かなり濃い一日になりそうだ。
早朝からホテル集合時間の18時まで観光スケジュールがビッシリ。
本気で分単位の予定を組んでいたので、寝坊したら一巻の終わり。

いよいよインド旅行の大トリを飾るデリー観光。
ドッキドキの朝を迎えた。
街自体はそんなに広くはないけれど、世界遺産があらゆる所に点在しているので、行くべき場所はたくさんある。
でも大丈夫。
昨日の列車移動の際に、4時間かけて綿密な行動計画が描けているのだ。

オートリクシャーやサイクルリクシャーや電車や徒歩を駆使してデリーの大都市を攻めるのだ。
待ってろよ、世界遺産!

朝6時。地下鉄の駅、カロルバーグ駅から一日が始まる。うん、良い朝日だ。

インドの地下鉄は3色に分かれていて、非常にわかりやすい。
路線の色さえ把握しておけば、迷うこと無く目的地に行けるのだ。この辺は旅行者にとっては嬉しい。
途中、Rajiv Chowk駅で乗り換えて、Qutub Minar駅を目指します。
電車に乗っている時間は約40分。日本人が珍しいのか、みなさんジロジロ見てきます。
ビックリしたのが、インドでも女性専用車両があるって事。
あんだけ適当なインド人がそんなの守る訳ない!と思っていたら、ちゃんと守っていましたよ。

Qutub Minar駅に到着し、ここからその名の通り、世界遺産の「クトゥブ・ミナール」を目指します。
正直、最初からここにはあまり期待しておらず、世界遺産だから来てみただけ。
市街地から一番遠いし、ちゃっちゃと終わらせて、早く次の観光地に行こうと思っていた。
ところが意外や意外、めちゃめちゃ良かった。
デリーの中でもここが一番良かったかも。
来て良かった。
あっぶなー、あっぶなー。

クトゥブ・ミナール駅でオートリクシャーを捕まえて、約5分で到着。
正門玄関でチケットを購入して、いざ突入!
まだ朝の7時前なので、人はほとんどいないし、天気も良く、空は澄んでいい感じの朝だ。


まず最初に現れるのはこのミナレット。1,200年ぐらいにこの土地を征服した記念に作られた勝利の塔。

よく見ると、円→四角→丸→四角の順番になっています。

塔の周りにはイスラムの模様が刻まれています。

あえて逆光で撮影してみた。ちょっと幻想的でいい感じ。

アライ・ダルワザ。インドのイスラム建築の至宝の一つ。
壁面はイスラムの幾何学模様が豊かにあしらわれています。すっごい綺麗だった。

お墓。外からの斜光をうまく取り入れてデザインされている。

ヒマそうな警備員達。他に観光客がいなくて寂しいのか、やたら話掛けてくる。
ほれ説明をしてやるぞ、とか、ほれ写真を撮ってやるぞ、とか(笑)

なんか、錆びない鉄塔みたい。ふーん、すごいのか、それ。

とにかく全ての建造物に刻まれているコーランの模様がどれも素敵。
それを眺めているだけで時間が経っていってしまう感じ。



一つ忘れてはならないのが、ここにあるイスラムの建物は、昔あったヒンズー教の寺院をぶっ潰してその材料で作られているって事。なので、この柱もそうだけど、一つとして同じデザインはなく、無理矢理建ててある。
イスラムは偶像崇拝は禁止されているので、人の顔等の彫刻は全て削られていた。
しっかし、やることが凄い。エゲツナイ。

当時の王はクトゥブ・ミナールよりも倍の大きさの塔を作ろうと考えていたけど、土台だけ作って頓挫している。
悲しすぎるだろ… それにしてもデカイな。

インドの世界遺産には必ずリスがいるという法則はまだ破られていない。
超かわゆす。

この子達のおかげで、予定の時間を大幅にオーバーしてしまった。
思う存分写真を撮って、いざ次の目的地に出発です。

ここでちょっとしたアクシデントが発生。
インドではどんな場所でも道路に出さえすれば、どこからともなしにオートリクシャーが近寄ってきて「ヘイ!乗って行かないかい?」とアプローチをかけてくる。
これは、ほぼ100%。もう間違いない。
特に日本人観光客を見かけると、入れ替わり立ち代わり近寄ってくる。
インドで一番使った英語は「No thank you.」だ。

日本で言うと国道1号線ぐらいに相当する道路まで出て、なんとか運転手を捕まえて早速交渉。
更にビビる事に、インドでも田舎に行くと、英語が全く通じない事が多い。
簡単な単語でも分からないらしく、その辺に歩いているインド人を捕まえて通訳してもらう。
けど、次の目的地までちょっと遠いからか、なかなか交渉が成立しない。
おそらくオートリクシャーで30分ぐらいかかる場所。
やっとの事で一人捕まえた。
100ルピー(約200円)で行ってくれるとの事。良かった、良かった。


気分良くインドの道路を突っ切ります。それにしても都会だな。



次なる目的地、フマユーン廟に到着。

おっと、ここでまたもやアクシデント発生!
入口前で車を降りて約束の100ルピーを払うと、このインド人は「駄目だ。150ルピー払え。」とぬかしてきやがる。
正直、日本円で100円程度をこいつはぼったくろうとしているので、まぁいいか、と思ったりもしたけど、やっぱり納得ができなかった。
「あほか、お前は100ルピーって言ったやろ。何でそれが勝手に150ルピーになんねん?」って聞いても、「遠かったから。」とから「帰りは空で帰らなあかんから。」とか屁理屈ばかり。
いい加減、腹が立ってきて、怒りながら100ルピーをそいつに投げつけて歩き出した。
もうここまですれば追ってこないやろ、と。
ところがどっこい、そいつはまだ追ってくる。
ほとんど脅迫に近い。
「分かった、じゃ、あと20ルピーくれ。それでOKだ。」と、また良く分からないことを言い出したけど、こいつも生活がかかっているんだろう、全く納得できなかったけど、渡してあげた。
まったくもう、、、
インドに来て初めて怒っちゃいましたよ。

さて、気を取り直して、ここからは「フマユーン廟」。堂々の世界遺産だ。
建物の詳細紹介は割愛するけど、タージマハルの建築に多大な影響を与えたみたいだ。


またもやこのポーズ。朝の9時ぐらいだけど、既にめちゃめちゃ暑い。

先の門をくぐると霊廟が出現します。

見えてきましたよ。

うわー、この建物も圧巻。ものすごく雰囲気がある。

赤色の砂岩に白大理石を混ぜ合わせた幾何学模様が特徴的。

こんなのどうやってはめ込むんだろ。

結構急な階段。

外の壁から玄室を覗きます。

玄室中央部にはフマユーンの模棺が厳かに安置されています。
この部屋だけ冷気を帯びており、外と全然雰囲気が違う。

祈ってみる。綺麗なお庭で

はい、ここからまた移動です。怪しいインド人の運転で、カーンマーケットに行くのです。
ここはインドの中でもシャレオツなお店が集まっているマーケット。
お目当てのKAMAとかがたっぷり置いてある「グッドアース」もあります。
何でも売ってる感じですっごい楽しい。

 
時間は11時半やけど、やたらこのマーケットは12時からだ、12時からだと繰り返すオジサン。
やってるお店もあるっちゅーねん。

たっくさんのお店が並んでいます。

テ、テンション上がるぜ。雑貨、雑貨。カレーパウダーを大人買いです。

出た!お目当てのグッドアース。

KAMAがたくさん。

インドで買うと700円。日本で買うと8,000円。きょえーーーーー!


はい、次は7日目後半戦に突入です。
ここから一気にデリーの中心部、オールドデリーとニューデリーに向かいます。

【Republic of India】Delhi:7日目(後半)
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【Republic of India】Agra:5日目(後半)
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【Republic of India】Varanasi:4日目
【Republic of India】Varanasi:3日目
【Republic of India】Varanasi:1~2日目



2011年7月20日水曜日

【Republic of India】Agra:6日目

【आगरा、アグラ】


2011年じーだぶりゅ、インド8日間の旅。6日目。


昨日(5日目)は世界遺産を2つ掛け持ちしたので、少々疲れが見え始めてきた。
そりゃそうだ。
インドに来てからというもの、朝から晩までずっと走りまくって、食べまくって、騙されかけまくって、助けられまくって、感動しまくって、クラクションをガンガン鳴らすオートリクシャーに苛立ちまくって、トイレの桶を風呂の桶を間違えてひたすらそれを使ってお湯をかぶっていたのを自分でどん引きしまくって、写真&動画を撮りまくって、観光案内をひらすら熟読しまくって、、、
とにかく、忙しい。自分自身で圧倒的に忙しくしている。
うん、そりゃ疲れる。


なので、今日一日はのんびりdayに決めた。
幸いにも、世界遺産の2つは昨日行ってるし、夜の列車まで結構時間あるし。
うふふ、むふふなスケジュールなのだ。


さて、どこに行こうか?
アグラはインドの中でも比較的、観光名所は多いけど、ちゃっちゃと行ってしまえば、他に行くところはあまりない。
観光マップを見ていると、何やら楽しげなバザールがあるとの事。
ワタクシ、海外の「バザール」という言葉にめっっぽう弱い。
聞くだけでドキドキワクワクしてくる。えぇ、そりゃもう、バザールマニアなんですよ。
と、言うわけで、本日のスケジュールはサダル・バザールからスタートです!



ホテル前に居た彼をチャーター。笑顔が素敵な彼。大人しくて運転も荒くない。ナイス。
それにしてもインドの物価は安い。一日かけてぐるっと回ってもらっても日本円で800円ぐらい。

バザールをウロウロ。なんだかへんてこなクルマを発見。蛇なのか?

兄弟かな?興味本位で寄ってきた。仲良しそうだ。

シャイな弟は無口で「ほらほら、このクルマにはこうやって乗ることもできるんだぜ!」と訴えかけてくる。かわゆす。

日本から持ってきたキャンディーは昨日のタージマハルで没収されてしまったので、ここで購入。めっちゃ入ってるやん。

それにしても、インドにはどこでも牛さんがいます。
日本で野良犬や野良猫を見かける以上に我が物顔で道路を歩いています。

ま、たまにはこんなポーズを取ってみたりなんかして…

買い物疲れ(嫁がインドの民族衣装?と靴を購入)を癒やすためにホットチャイ。


アグラ城の城壁を通過。

午後からは「イティマド・ウッダウラー廟」に移動。
ん?この辺である事に気付く。あかん、あかん、また忙しく動き回ってるやん。今日はゆっくりせなあかんやん。
と、思うのは一瞬で、この素敵な墓廟建築に心奪われる。

入口の門をくぐると白亜の建物が見えます。
感覚的にタージマハルのミニチュア版かと思ってしまいますが、建物の表面や内部に施されている繊細な細工は目を見張るものがある。 それにしても、あっつい!

この建築物は遠目で見るのではなく、近づいてじっくり見た方が楽しめます。

白大理石のモザイク。
このようなデザインは、画に描いて装飾するよりもお金がかかっているはずで、ムガル朝全盛期の繁栄を伺わせます。

廟内部。なんとも言えない雰囲気。
ちなみに、ここにも沢山の観光客が来ており、何故かワタクシ達はインド人にモテモテでした。(特に嫁…)
日本人が珍しいのでしょう。年頃の女の子含んだ家族全員で記念写真。
うん、悪い感じは全くしないな。えへへ、うふふ。

保全状態があまり良くなく、壁の装飾は剥げまくっていました。
だって、周りに警備員らしき人は全くおらず、普通に手で触れる感じやもん。
それでも、当時はキンキンキラキラで目映いばかりだったんでしょう。

天井。

中央ホール。仲良く並んでいます。

建物奥にはヤムナー川が流れています。四分庭園が美しい。猿がいた。そしてカップルがたくさんいた。

門を出て、水を買おうと道路を渡って振り返ると、、、   カオスだ、、、 強そうな牛。

うーん、これが日常なんですね、、、 すっげぇよ、インド。

やっぱりここは外せない。昨日も来た「MehtabBagh」に戻ってきてしまいました。ここでやっとのんびり過ごします。
とても綺麗に整備されている公園で、緑が美しい。

今日は夕方じゃないから夕陽に照らされるタージマハルは見られないけど、ここからの角度が好き。
昨日居た少年には会えず… かなり残念だ。

最後にちょっとお買い物。インドを代表するホテル「アマルヴィラス」に立ち寄ってもらう。
このホテルの中にKAMAを扱うショップが入っていて、是非ともゲットンしたかった。
入口には制服を着た恐そうな警備員が居たけど、「お土産買わして。」と言ったらすんなり門を開けてくれた。
汚い格好をしていても、日本人は上客なんだろう。
それにしても、このホテル、凄いな。一歩入ると、外と雰囲気が全く違う。

正面入口。なんだこれは。
この建物のすぐ前の道路ではちっちゃい男の子がお腹を空かせて泣いているというのに…(ちょっと誇張)


シャンデリア。

このホテルは全室タージマハルが見える設計になっているらしい。圧巻。
従業員の接客態度や笑顔も完璧、ロビーの香りも完璧、全てが完璧なホテル。
けど、あんまり泊まりたいとは思わなかった。高級すぎて。

18時過ぎの列車に乗るためにアグラ・カント駅に向かいます。
その前に、晩ご飯をゲットン。列車のお供、マクドナルド君です。もうこれは鉄板。
残念ながらこれでアグラともお別れ。少々、というか、かなーり寂しい。良い街だった。うん、良い街だったよ。

さて、ここから今回の旅の最終目的地、デリーに向かいます。約4時間半の列車の旅。
一昨日にヴァラナシからアグラまで13時間の旅をしているので、もうへっちゃら。なんでもこいだ。

たくさんの人で溢れかえっているので油断すると確実に迷子になります。

間違えて乗ったりしたら大変な事になる。いっその事、間違えたい…

ご覧の通り、インドの列車は非常に長い。人間の視野に入らないってどういう事? うにょーんって感じ。

今回は寝台車ではなくて、普通の座席。お、おい、、、前に座っているインド人、仲良く2人で座っていますよ。
この列車に乗っている時間は非常に助かった。
明日のデリーの行動スケジュールを全く決めていなかったので、おもむろに観光マップを広げて2人でミーティング。
分単位の行動計画を立案して全て雑誌の地図上に落とし込んだ。
ほんまに、自分でこういう才能はあると思うのよ、自分で。旅行業界にいたらそこそこ使いモンになっていたかも(笑)
で、そのスケジュール通りにいくと、明日朝は5時起き。
そこから電車やオートリクシャーや自分の足を使って、フルに一日中動き回ります。
なんせ、デリーは行くところが多い。世界遺産もたくさんあるし、美味しそうなレストランもバザールもたくさんある。
ある程度抜粋しても、それでもまだ選定できない程だ。
おい、楽しみすぎるやんけ。どないしてくれんねん。

なんとか日を超える前にデリーに到着。後はホテルに帰って寝るだけだ。
あ、あぁ~、洗濯しないとっ!


そんなこんなでインドの旅、6日目が終了。明日はメインイベントのデリー観光。
一日中、フルに遊んじゃいますよ。
では次回のエントリーを乞うご期待。







【Republic of India】Delhi:7日目(後半)
【Republic of India】Delhi:7日目(前半)
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【Republic of India】Agra:5日目(前半)
【Republic of India】Varanasi:4日目
【Republic of India】Varanasi:3日目
【Republic of India】Varanasi:1~2日目